名嘉睦稔さん木版画展 / 未来への贈り物」（Island Gallery 5周年記念）へ

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写真展・展覧会・イベント

6月 05 2015

大自然に育まれた豊かな感性

　世界的に有名な木版画家の名嘉睦稔（なかぼくねん）さんの「未来への贈り物 / Island Gallery 5周年記念」にIsland Galleryさんへ2015年3月4日にお伺いしてきました。大自然に育まれた豊かな感性を持つアーティストと筆者のつながりについてご紹介いたします。

名嘉睦稔さんとの出会い

　名嘉睦稔さんと筆者のつながりは、2015年1月に開催された「東京25区」を通して生まれました。期間中、オーナーである石島さんに2人きりの際に「なぜ、ギャラリーを経営されるに至ったのですか？」とご質問させて頂きました。すると石島さんはニコニコされながら「名嘉睦稔さんを世界に届けたくて始めたのがきっかけなんだよ」とお教えくださりました。いま思えば、ここから筆者の中に名嘉睦稔さんの存在が強くなったのだと思います。

木版画家・名嘉睦稔を扱う画廊として20年

　オーナーである石島さんのお言葉から、たった1人のアーティストを支えたいという気持ちの延長線上に、現在のIsland Galleryという1つのアートギャラリーが生まれたのだなと感慨深いものがありました。名嘉睦稔さんの版画作品は、裏手彩色と呼ばれる技法で制作されているようです。筆者は版画の技術的なことは深く理解しておりませんが、鮮やかな色彩の作品を前にしばらく時間を忘れ見入っていました。

海好きの沖縄出身の方との物語

　名嘉睦稔さんのファンである沖縄出身の方が「東京25区」の期間中にふらっと訪れ、筆者の作品である『潮風と』を手に取り連れて帰ってくださりました。3月4日にたまたまお会いすることができ、お話する機会を与えて頂きました。海が好き同志でつながった日。それは、オーナーである石島さんの名嘉睦稔さんへの20年の想いと、Island Galleryさん5周年記念のダブルアニバーサリーの年に。とても素敵な思い出となりました。