無料利用可能なフォトグラファー・写真家向けRAW現像ソフト特集
世界観を構築
目次
撮影を終えた後にRAW現像ソフトを利用すると、高画質を保ったまま、あなたのイメージする作品づくりを心ゆくまで楽しむことができます。RAWとは、「生」または「未加工」に近い状態で保存された写真ファイル形式の一種です。現在では高精度な写真表現を追求する技術として、RAW撮影、RAW現像は私たちフォトグラファー・写真家に身近な存在になりました。ここでは、代表的なソフトウェアをまとめてご紹介します。
1.Adobe Photoshop Lightroom CC
多くのプロフェッショナルな写真家に支持されているRAW現像の定番ソフト。複数社のカメラメーカーのRAW形式に対応していますので利便性が高いです。30日間の無償体験版をお試しください。
2.Adobe Photoshop CC
画像編集ソフトの世界スタンダード。デジタル写真の整理、編集、公開までのすべてを 1 つの製品で楽しみながら実現することができます。Creative Cloud無償体験版を30日間利用することができます。
3.DxO OpticsPro 10
補正機能に重点を置いたRAW現像ソフト。難しい条件下で撮影されたRAW/JPEG画像でも、カメラの持つ性能の限界を超えて高画質を実現できます。全機能を無償で30日間お試しいただけます。
4.Capture One Pro 9
Capture One Pro 9はプロフェッショナル向けのRAW画像処理ソフトウェア。300種類以上のハイエンドカメラをサポート、高精度な色、ディテールでイメージを究極のレベルに高めます。60日間すべての機能を利用可能です。
5.SILKYPIX
純国産RAW現像ソフト。正確な色再現、豊かな階調表現、強力なノイズリダクションを実現し、500種類以上のデジタルカメラのRAWデータに対応しています。30日間全機能をお試しいただくことができます。
6.Corel AfterShot Pro
世界最速のRAW現像ソフトウェア。他社競合製品と比較して最大4倍高速だと宣伝しているのが特徴です。すべての機能を 30 日間お試しいただける AfterShot Pro 2 の体験版をダウンロードできます。
7.Canon Digital Photo Professional 4
キャノン純正のRAW現像ソフト。インターフェースの構造やデザインをゼロから見直したDigital Photo Professional 4。キャノン製品を愛するカメラマンにピッタリのソフトウェアです。無償でダウンロードできます。
8.Nikon Capture NX-D
ニコン純正の画づくりを存分に追求できる純正ソフト。カメラやレンズはニコン製品だけ使っているというユーザーに合っているソフトウェアです。純正ソフトのCapture NX-Dは無償でダウンロードしてご利用いただけます。
9.Sony Image Data Converter
Image Data Converterは、ソニー製のレンズ交換式デジタルカメラなどで撮影されたRAW現像ソフト。純正ソフトはサードパーティー製(第三者団体)の製品と異なり無料でいつまでも使用することのできるメリットがあります。
10.SIGMA Photo Pro 6.3
SIGMA Photo Pro 6.3は、全てのSIGMAデジタルカメラのRAWデータの現像に特化した、直感的な操作で画作りが可能な専用ソフトウェアです。シグマユーザーは永続的に利用可能です。
11.FUJIFILM RAW FILE CONVERTER EX 2.0 powered by SILKYPIX
フィルムシミュレーション対応の機種が拡大した富士フイルムの純正RAW現像ソフト。FUJIFILM Xシリーズカメラで撮影したRAW画像に対し、フイルムシミュレーションモードを設定して現像できるようになりました。無償利用可能です。
12.Photomatix Pro 5.0
ダウンロード HDR合成用写真編集ソフトウェア。現像ソフトとは少し異なりますがHDR写真を求めるフォトグラファー・写真家に合っている製品です。筆者も古くから愛用しています。無料体験版がダウンロード可能です。
まとめ
RAW撮影した写真を現像するには、カメラ機種のRAWフォーマットに対応しているソフトが必要です。RAW現像ソフトは「サードパーティー製」と「純正ソフト」から選ぶことができます。複数社のカメラやレンズを利用しているカメラマンの場合、他社に対応しているサードパーティー製を選ぶのが良いでしょう。
反対に一社のカメラとレンズをこれからも利用していくという方は純正ソフトは無料で使えますのでピッタリ合っています。RAW現像ソフトの選び方は、ひとりひとりに合った選択がベストということですね。まずは、チェックされることから始めてみてくださいね。