ストリートフォトグラファーの写真撮影ルールとマナー
日常を特別に
目次
写真撮影は楽しい。そこには、あなたを楽しませる時間が流れているからです。春夏秋冬の美しい情景、草花の香り、人々との触れ合い、記憶を記録へと。たった1枚の写真には深い想い入れが込められています。たわいもない日常を特別なものへとつなげることができる。だから写真撮影はやめられない。この記事では、フォトグラファーとしてのマナーを、初心者にも分かりやすく紹介します。
写真撮影のルールとマナーの解説
写真撮影は経験則からルールとマナーを学んでいくと同時に、学術的に状況に合わせた立ち居振る舞いも覚えていくと人が大勢いる都市の撮影などでもオドオドせずに楽しむことができます。「写真著作権」や「肖像権」に触れる機会が少ない方は次のサイトの解説が役立つはずです。ケース・バイ・ケースで学んでゆくことができます。
写真撮影とブログ・SNSのマナー
写真撮影やブログ・SNSに投稿する際に守るべきマナーや正しい知識を知っておくことは、あなたをトラブルから未然に防ぐことに繋がります。フォトグラファーとして下記5点を守っていれば大きなトラブルには出会わないはずです。筆者は5年ほどソーシャルメディア型のフォトグラファーとして作品を公開していますが、たったの一度も問題に遭遇したことはありません。秘訣は、人にされて嫌なことはしないという行動基準がベストです。
ストリートフォトグラファー5箇条
- 公序良俗に反する写真は公開しない。
- 被写体の立場で考えたとき、「公開してほしくない」と思うであろう写真は公開しない。
- 被写体(モデル)本人や関係者各位からクレームがあれば適切に対処する。
- 自宅で撮影したスマートフォンのEXIF情報は削除してから投稿する。
- 作品に個人や企業や商店に対する誹謗・中傷を含めない。
「肖像権・プライバシーの権利」と「表現の自由」の対立
筆者はシティー・トラベラーというプロジェクトで人々の暮らしや都市・景観を撮影しています。ストリートフォトグラファーにとって、街角での撮影は「肖像権・プライバシーの権利」と「表現の自由の対立」でもあります。街を撮影するということは人を同時に撮影することでもあるからです。
トラブルを未然に防ぎ、楽しく撮影するためには一体何が必要だろう。ストリートフォトグラファーの読者に対する創造性を刺激するような記事を見るだけで、「自分も今すぐ、この想いを同じ悩みや問いを持つ方へ届けたい!」という気にさせられる。それでは、それぞれの取り組み方を見てみよう。
参考サイト
- ストリートフォトグラフィー:街で人を撮影することについて | Satoki Nagata Photography
- ギンギンにカッコイイ渋谷が、ここにある
― 20年間渋谷を撮り続けた写真家、鈴木信彦インタビュー - 現役フォトグラファーが綴る、ストリートフォトグラフィーから学んだ5つの人生訓
- 【写真】森山大道に学ぶ—初心者のための路上スナップガイド—
ある日、突然フォトグラファーから盗撮魔に
筆者は撮影を初め何も分からなかった当時、ロープウェイに乗って後ろの景色を撮影した事があります。その際に女性グループが写ってしまいました。さらに後ろにいた彼氏グループから、「あいつ盗撮してたぞ!」と大声で言われ耳に入った経験があります。
とてもショックな出来事でした。私はその瞬間にフォトグラファーから盗撮魔になってしまったのです。彼氏グループの1人から係員の方に、「彼女が盗撮された!」と何度も伝えられてしまいました。もうその段階で筆者は周りから盗撮魔扱いでした。胸が痛みました。
しかし、私は堂々としていたので注意されることもなく事なきを得ましたが、それ以降、写真を撮影する1人の大人として、1人の写真家としてルールやマナーをしっかりと理解して、対処するようにしておこうと決めたのです。 筆者と同じように一瞬でも盗撮魔になりたくない方は、是非、撮影ルールとマナーを身に付け対処策を備えておいて欲しい。
撮影者としての身だしなみ
SNSでは職務質問を受けたという撮影者の方が多く見受けられます。大きいカメラやレンズを持っていれば多少は仕方ないことかもしれません。ただ、職務質問とは日本の警察官の職務上、犯罪を犯しうる可能性が相当にある者に対して、呼び止めるなどして質問を行うことをいいます。
筆者は職務質問を受けたこともありません。その要因の1つとして、撮影者としての身だしなみがあると考えています。経験上、高級時計やブランド物の服を着て撮影することが身だしなみではなく、安い服でも全く構いませんので相手に対する敬意を感じる服装が身だしなみであり大切だと考えています。
例えば、髪の毛がボサボサで真っ黒の上下のジャージでビーチサンダルを履いている方に撮影を依頼された場合、笑顔で引き受けることができるでしょうか。被写体となってくれる方に自然と笑顔になって頂くためにも、身なり(外観)を気をつけることはとても肝心だと感じています。
最後に
この記事でお伝えしたことを全て実践すると、あなたがトラブルに巻き込まれる可能性を大きく減らすことができます。
全ての状況での立ち居振る舞いを完璧に行うことができればベストですが、そのためには労力も使いますし専門的な知識も必要になります。しかし、大人としての撮影ルールやマナー、モラルを身に付けておけば安心して撮影しブログやSNSに公開することができるのです。
良い写真さえ撮れればいいとルールを守らなければ、人と違うロケーションや視点から撮影ができることでしょう。しかし、そのような写真は公募展などで例え受かったとしても、後に取り消しになる可能性が高いです。すなわちプラスにはなりません。
写真撮影とルールとマナーは切っても切れない関係にあります。少しづつでも取り入れてゆくのが良いですね。なぜなら、それはあなたを必ず守ることになるのですから。
Johnb403
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Masahiko Futami
Hi Johnb403. Thanks for your comment.