National Geographicで2枚の作品がEditors’ Favoriteに選出
一般読者向けの科学雑誌
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National Geographic(ナショナル ジオグラフィック)は世界180カ国に、850万人の読者を擁する世界的な写真の権威です。120年もの歴史を持ち世界の一流写真家達が美しい迫力ある写真を提供してきています。その通称「ナショジオ」で筆者の2枚の作品がEditors’ Favariteに選出されました。今回でナショジオの審美眼に適った作品は合計5枚目となりました。
0.6%の確率
先日、ナショナルジオグラフィック(US)のキュレーターからメールが届き、同時に2枚の作品が選出されたとご連絡頂きました。2017年5月現在、ナショジオへの写真の総投稿枚数が7,487,676枚に対し、Editers’ Favariteに選ばれた写真が44,970枚なので、その確率は約0.6%です。世界中のプロやハイアマチュアが参加しているので、写真の基本がなっていないと選ばれることはありません。それゆえ、久しぶりの選出を喜ばしく思っています。
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ナショジオはプロ・アマ問わず別格の存在
以前、数年間お付き合いさせて頂いているあるプロ写真家の方から、有り難いお言葉を頂いたことがあります。「二見さんの今までの活動や受賞歴を拝見させて頂いてきて、本当に凄いなと感じるのはナショジオに何度も選ばれていることです」。
日本や海外には多くの写真メディアがありますがナショジオは毛色が違います。加工・合成を一切許容していません。品格ある世界的な写真の権威ですのでプロ・アマ問わずに別格なのでしょうね。長年、プロカメラマンとして活動されている方から見ても、ナショジオに認められることは名誉あることなのだろうと思います。励みになりますね。
Editors’ Favarite
Magic Hour in Haraoka Pier
This is one of the few wooden pier in Japan. Time goes by slowly here. I express the tranquility of the sea by long exposure.
WARP
I like SF movies. How about you? Let’s meet in the near future again.
最後に
今回はナショジオの Editors’ Favoriteを目的としていたわけではありませんでしたが、副産物として選出されることになりました。実は、前回の掲載から少し時間が経過してしまっていましたので不甲斐なく感じておりました。人様に記事を書いて伝える権利など無いのではないかと。
しかし、審美眼に優れた1流のナショジオのキュレーターから同時に2枚を選ばれたことで、私の写真家としての「意識、技術、感覚・感性」は世界のナショジオでも価値に値するのだと再認識することができました。
ただ、これがゴールではありませんので、これからもトライアル・アンド・エラーでよりより作品を求めて精進し、1人のプレイヤーとしての言葉を届けてゆきたいと考えています。
補足
- 1枚目の作品はその他メディアで使用しているものと同一のものではありません
- 5月5日付けで、SafariやIEやFirefoxではブログカテゴリの写真が綺麗に表示されますがChrome Betaではぼやけて見えるようです。Chromeがバージョンアップをしても直らないようであれば対応します