誰でも簡単にポートフォリオサイトが作れるサービス色々
ぱぱっと手軽に作成
目次
「いままで撮影してきた写真をポートフォリオにまとめてみたい」。「写真展やイベントに向けて名刺代わりの作品サイトが欲しい」。フォトグラファー・写真家にとって、自分の世界観をまとめたポートフォリオは受け手に大きな効果をもたらします。ここでは、ブラウザから簡単で手軽に作成できるWebサイトビルダーをご紹介します。
1.Squarespace (スクエアスペース)
ここはとってもクール。美しいオンラインポートフォリオを持つ最も強力な方法で、あなたの仕事をクライアントやファンに紹介するのに役立ちます。デザインが豊富で洗練されており無料プランでも十分ですが、本格的に運用してゆきたい方は月800円程度の有料プランにて独自ドメインや全ての機能を使うことができます。
2.WIX (ウィックス)
Wix (ウィックス)はプログラミングの知識がなくても美しいホームページを作成できるオンラインツールです。ネット上で写真家としての知名度や認知度を上げるために使いやすくて便利なツールが欲しいという方にピッタリです。無料プランでは広告が付いてしまいますが、有料プランにて広告を消去させることができます。
3.Weebly (ウィーブリー)
TIMEによりベスト50ウェブサイトに選ばれたWeebly (ウィーブリー)。サンフランシスコに本社があり、2012年7月時点で1200万人以上が利用しています。日本での認知度は低いですが直感的な操作ができますので無料でオシャレなホームページが作成可能です。
4.Jimdo (ジンドゥー)
無料でホームページとネットショップの作成がとても簡単にできる「Jimdo(ジンドゥー)」。メールアドレスを入力して登録すれば、わずか数分でホームページとネットショップの作成が開始できます。ドイツ・ハンブルクにあるJimdo GmbH社によって運営されています。日本語版はKDDIウェブコミュニケーションズが協業パートナーです。
5.Webnode (ウェブノード)
スイスに本社があるWebnode(ウェブノード)はダウンロードや高度な技術は必要なく、初心者でも簡単にサイト作成ができます。ブログ、イベント案内、写真整理、趣味、自己PRなど、あらゆる目的に最適です。無料でも広告は表示されませんので、あなたのオリジナリティーを追及できます。
6.IM-Creator (アイム・クリエイター)
世界に向けて写真の発表の場としたい方に向いているのがIM-Creator(アイム・クリエイター)です。その他のWebサイトビルダーよりもまだ日本で認知が低いため、知る人ぞ知る立ち位置です。ただ、日本語化や参考サイトが極端に少ないので英語が得意な方以外は敢えて選択するメリットは低いかなと思います。
7.Edicy (エディシ)
簡単にブラウザー上でWebサイトが作れるサービスEdicyは他の類似サービスにない機能は多言語化機能が挙げられます。英語や中国語など複数言語による構成が最短5分でWebサイトを作ることができます。しかし、全ての翻訳が完璧というわけではありませんので注意が必要です。
8.About.me (アバウト・ミー)
オンラインプロフィールサービスで自己紹介ページを作るならAbout.me(アバウト・ミー)が最も簡単です。筆者はAbout.meとflavors.meを5年ほど利用してきていますが、特にAbout.meは見映えがよく、何より使い方がシンプルなのが素晴らしいですね。Flickrや500PXやTwitterなどのSNSを1つにまとめたい方におすすめです。
9.flavors.me (フレイヴァース・ミー)
あなたのSNSやブログなどのコンテンツをギュッと1つにまとめて集約した表紙的なサイトを作ることができるサービス。デザインはレイアウト、背景、色、フォントが簡単操作でハイセンスに仕上がるように工夫されています。ただ、あまりサービスの更新頻度は高くありませんので、今から初めるならAbout.meの方が良いかなと思います。
※ 追記 2017年6月現在でサービス中止となりました。
10.WordPress (ワードプレス)
無料ブログや無料Webサイトオンラインツールには様々な規制があります。容量の制限、デザインやレイアウトの制限、広告の制限などです。写真家としての世界観を表現する際に邪魔な部分となりますので、ある程度のWebサイト制作スキルがある方には、このWordPressがおすすめです。
【ポイント】 多言語サイトはページ翻訳を使おう
お洒落なデザインやテンプレートは海外が多いけれど日本語じゃないのが億劫… という方もご安心を。Google が作った高速ブラウザChromeをパソコンでもモバイルでも使い、Chrome ウェブストアでページ翻訳の拡張機能を追加すれば日本語で表記されます。完璧な翻訳ではありませんが、直感的に操作していくことができるはずです。Flickr(フリッカー)やPhotobucket(フォトバケット)などの世界の写真共有サイトを使うときにも役立ち大変楽になります。
翻訳に役立つアイテム
まとめ
ポートフォリオを持つことであなたは写真家としての一歩を踏み出すことができます。写真家になるためには多くの人に作品を見て貰う機会を作ることが重要です。今まで撮影してきた全ての作品を見て貰える機会は少ないため、忙しい編集者やキュレーターやファンに向けてあなたの作品をまとめることで世界観を表現することができるのです。
筆者は写真を通してつながった方に、「いつもWebサイトを拝見させて頂いています!」とよくお聞かせ頂けます。嬉しいですよね。また、ポートフォリオを持つことで自分の作品を客観的に見つめ直して、自分がどのような状況にいるのかを認識することができるのです。もし、ほんの少しでも興味がある方は無料で簡単にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。