写真ホスティング&共有サービスにおける撮影者の3つの大切な考え方
共感・共鳴
目次
各SNSで繫がりのあるフォトグラファーさんが写真共有サイトで評価されにくい写真と自身の感性に悩まれているようなので1つの考えを書いてみます。行動基準はなんとなく難しく感じるものかもしれない。しかし、実際は拍子抜けするぐらい簡単なものです。ここでは、その「写真ホスティング&共有サービスにおける撮影者の3つの大切な考え方」をご紹介します。
1.人が心ときめく1枚とはどのようなものだろう
魅力的な写真とは何かを探求してみますと、「その時」、「その場所」、「その人」でしか捉えられない瞬間を切り取ったものだと考えます。例えば、初雪が降った白銀の世界になった○○の場所を撮るには、そこに住んでいるか、その一瞬を狙って準備をしていないと撮れません。
仮に、その写真を見て他者が真似をしようと思ったとしても、この条件下の中ではなかなか真似をすることはできません。このような滅多に見れない1枚の写真を撮影しようとする深さや、フォトグラファーの情熱や想いに人は胸がトキメクのだろうと思います。
2.フォトグラファーによる条件下の中で
先日、地方都市に仕事の帰りに撮影に行きました。地方都市は都内に比べ明かり少なく、夜景を都内と同じように広角で切り取れるロケーションが少ないなと感じました。その方は地方都市でストリート撮影をしていますが、同じ舞台に上がってみると、この条件下の中で都心と競うのは被写体やロケーションなどを考えても厳しい戦いとなります。
筆者でしたら、夜景ではなくそこでしか撮れない人の営みや文化などの情景を撮影したいと考えますが、敢えて不利な条件下でも撮影される姿勢は凄いなと感化されます。夜景を撮影したいと考えた場合には、近くの栄えた場所まで足を運ぶか望遠レンズで写る画角を狭め、よりシンプルに工夫するなどといった行動を取るだろうと思います。
3.エンターテイメント性
筆者が憧れるフォトグラファーさんとは一体何だろうと思案してみますと、「初めて見た」という感動を何度も与えてくださる方だろうと思います。もちろん、富士山や東京タワーなどのその場所自体にパワーがあるのも見ていて楽しいですが、「この方はいつも私に新鮮な感動を与えてくれる」という部分にグッときます。
それは何も特別な情景ではなく、人気が出やすい写真ばかり投稿することでもなく、日常の一コマを切り取ったものや道端に咲いている花を撮影したものでも自分にとって新しい何かであれば良いのです。つまり、写真の中に、その方の深い想いが込められていると、SNSなどの場所では評価が高まってゆくのだろうと思います。
最後に
筆者はCool Japan on Google+というプロジェクトの中で365日かけて写真を投稿する約束となっています。極論、今日365枚撮影してしまいそれを1年かけて投稿するという手段も取れます。
しかし、1人のユーザーとして考えてみますと、それではエンターテイメント性が低いし、せっかくのGoogleからいただいた機会がもったいないなと感じ被写体やロケーションを変えながら時間を進めてきました。
まだまだな奴ですし道半ばゆえ、どのような結末となるかは分かりませんが、今後も自分で描いた道を信じながら進めてゆきたいなと思っています。クールジャパン活動は2015年4月まで後少しです。