世界基準の撮影者がFlickr(フリッカー)を使う3つのメリット
世界標準
目次
Flickr(フリッカー)は、写真の共有を目的としたコミュニティサイトです。2004年に開始された写真共有サービスで世界的に有名であり老舗的な存在です。米Yahooが提供しており世界各国のカメラマンに向けて高い価値を提供しています。あなたが、このサービスを利用するとどのようなメリットがあるでしょう。2011年から利用している筆者の経験則と共にお教えします。
1.無料で簡単にポートフォリオをつくることができる
友人同士での写真共有ならFacebookやmixiなどでもできますが、写真家として認知を広めたい場合や多くの方に作品を見ていただきたい場合にはFlickrが最適です。2013年に米YahooがFlickrを全面リニューアルをし無料で1TBまでアップロード可能となりました。もうユーザー、クリエーターが容量について悩むことはないでしょう。
2.Flickrに投稿した写真は世界に繋がっている
現在では無料で利用できる写真共有サイトは数多くあります。「フォト蔵」、「GANREF(ガンレフ)」、「PHOTOHITO(フォトヒト)」、「GMO写真部」、「30days Album 」など国内・世界問わず各サービス事に優位性や特徴があります。筆者は多くのSNSサイトを利用してきていますが写真で世界に繋がるには圧倒的にFlickrが有利だと感じています。
2-1.Flickrから広がる世界
- GettyImages(ゲッティ イメージズ)から写真販売依頼
- iStockから写真販売依頼
- 著名カメラマンから専用写真サイトへの販売依頼 etc…
Flickrは写真共有サイトの老舗的な存在であるため、ユーザー、クリエーター、クライアントにとって有益なメディアと認識されているからでしょう。もし、あなたがあなたの写真を多くの方に届けたいと感じているならば、Flickrに写真を投稿してみましょう。
3.シェアの力で加速度的に認知度を広めることができる
Flickrにアップロードしたあなたの写真には、クリエイティブ・コモンズ・ライセンス(以下CCライセンス)を設定できる。CCライセンスは条件を設定した上で、第三者(共有を行うユーザー)があなたの写真を利用できるようにするものです。写真は自分だけで楽しみたいという場合なら、誰も写真を複製利用することはできない「All rights reserved」が最適です。
4.共有知の力で写真を世界に届けたい場合
反対にあなたの写真を多く共有して貰って認知度を高めたい場合には、「Attribution-NonCommercial-NoDerivs Creative Commons」(表示—非営利—改変禁止)に設定してみましょう。
筆者は一度、CCライセンスの設定を間違えてしまい改変OKに設定してしまいました。この場合、せっかく自分の感覚・感性を込めた写真を変に加工されてしまいガッカリした経験があります。同じ嫌な思いをしていただかないために、共有だけして欲しい場合には前述のCCライセンス設定にしてくださいね。TumblrやTwitterやFacebookなどのSNSであなたの写真がすぐさま共有されることになるでしょう。
5.Flickr Explorerで1万PV
Flickrは世界中でアップロードされた写真の中から毎日ベスト500枚の写真を選出しています。この、Flickr Explorer(フリッカーエクスプローラー)に選出されると1万PVを簡単に越します。もっと詳細を知りたいという方は、「100万写真の中からベスト500の作品を毎日選出するFlickr Explore」をご覧ください。
最後に
Flickrのデメリットは日本語対応していないことです。それゆえ、普段英語に触れる機会が少ない方は少々難しい内容も多いと感じられるかもしれませんが、写真を世界に届けるには、是非使いこなせるようになって欲しいですね。Googleが提供するChromeを活用すれば英語も自動で翻訳してくれますしね。きっと、その先が見えてくるはずです。