熱海市観光協会 第4回熱海写真俳句ストーリーコンテスト優秀句に選出
梅・桜を題材に写真俳句
目次
熱海梅園「梅まつり」と糸川遊歩道あたみ桜「糸川桜まつり」の開催に合わせて、第4回熱海写真俳句ストーリーコンテストが実地されていました。応募部門は課題句部門と自由句部門の2部門です。この度、課題句部門で優秀句に選出して頂くことができました。
俳句とは
俳句(はいく)とは、五・七・五の十七音から成る日本語の定型詩である。 世界最短の定型詩とされ、十七文字(じゅうしちもじ)、十七音(じゅうしちおん)、十七語(じゅうしちご)とも呼ばれる。 俳句の有季定型性を捨象する形で派生した自由律俳句や無季俳句などもある。 俳句を詠む(作る)人を俳人と呼ぶ。 俳句 – Wikipedia
写真俳句とは
写真俳句とは、「写真」と「俳句」を組み合わせた新しい表現世界で、熱海に馴染みの深い作家:森村誠一氏が提唱してから、手軽に始められる趣味としてその魅力が広まっています。氏は江戸川乱歩賞(1969年)、日本推理作家協会賞(1973年)、吉川英治文学賞(2011年)等を受賞されています。 写真俳句ストーリーコンテスト
課題句部門:優秀句
熱海には 御伽のような 春の夢
(※ 選出作品は梅の花弁の掲載写真ではありません)
俳句は日本人に身近な文芸
俳句と効いてピンと来ない日本人は少ないことと思います。内容は理解していなくとも、それが日本文化の代表的な表現形式ということは広く知られています。美しい俳句を生み出すことができれば、見慣れた風景にも彩りを与えることができます。そうやってご先祖様たちは日本の春夏秋冬や生活を楽しんできたのでしょうね。
写真作家としての俳句
筆者は写真撮影を続けている中で様々な芸術やアートに対して興味を抱くようになりました。絵画・版画・水墨画などジャンルで分け隔てることなく、表現方法が異なるだけで表現者としての気持ちは一緒なのだと理解できるようになると、写真に対して感覚を生かせないかと考えるようになりました。
最後に
今まで俳句を作ることも触れる機会も少なかったのですが良い機会となりました。今回頂いた賞はさらに上に入賞されている方々がいますのでまだまだですが、今後は少しずつ俳句の感覚を写真やキャプションに生かしてゆけるようになりたいですね。
視座を変え 見れば側には 風光る